みかんの種類

バレンシアValencia Orange

バレンシア バレンシア

夏にしか食べられない、希少な高級柑橘。

芳醇な香りと甘みに富んだ、夏に出回るバレンシアオレンジ。
他のミカンに比べ育成期間が長く、手間ひまかけて作られた高級柑橘です。
国産のバレンシアオレンジは全国でも珍しく、味や香りに深みがあるのが特徴。

暑い季節にぴったりな、爽やかな味わいです。

特徴

果重(1個の重さ)は200~250g

酸味と甘味のバランスがよく、果汁が豊富です。
生食はもちろん、半分に切ってから搾るとカンタンに生搾りジュースができます。

海外のスーパーでは好きなオレンジを選んで機械に投入し、
その場でできたての生搾りジュースをボトルに注いで販売しているそうです。

是非、本場の味わい方をご家庭でもお試しください。

バレンシアオレンジの由来

バレンシアオレンジの原産地は、スペインにあるバレンシアという説が多く広まっていますが、
実はポルトガル領で大西洋にあるアゾレス島をたどり、アメリカに渡っていったのが始まりだそうです。
ちなみに、日本にバレンシアオレンジがやってきたのは明治時代の頃です。

バレンシアオレンジの"バレンシア"は、この柑橘がスペインのバレンシア地方で
栽培されている柑橘とよく似ていることから名付けられたそう。

ちなみに、スペインのバレンシア地方に"バレンシアオレンジ"は存在しないんだとか・・・。

国産のバレンシアオレンジはとても希少

バレンシアオレンジは世界的に広く生産されており、
市場で出回っているものはアメリカやオーストラリア、アフリカが産地のものが多く
世界の生産ランキングでは日本は第5位です。
その中でも和歌山県が一番生産量が高くなっています。

輸入品は安く手に入りますが、輸送中の腐敗や傷みを防ぐために
大量の農薬やワックスが使用されている点がネックでもあります。

やはり食すなら、国産で農薬をほとんど使用していないものがおすすめです。

食べごろ

6月中旬から8月にかけて出回ります。

真夏の柑橘ですので冷蔵庫でキーンと冷やすと、
よりいっそう美味しく召し上がれます。

見かけが少し青い理由

『買ったバレンシアオレンジが少し青い!!熟してないのかな・・・?』
なんて経験はありませんか?

実はこの現象は【回青現象(かいせいげんしょう)】といって、
バレンシアオレンジや河内晩柑(美生柑)などの晩柑類によく現れる現象なんです。

バレンシアオレンジは、なんと花が咲いてから400日も樹で過ごすので収穫するまでに二度 春と夏を迎えます。
花が咲いた翌年の5月中旬から気温が高くなると、
果実が不要になった"葉緑素"と水分を取り入れてしまうために起きる現象なんです。

中身が熟してないわけではないのでご安心を。

青くならない方法は?

この回青現象は果実を日光に当てないことで防ぐことができます。

そのため、一つひとつ青くなる前に袋掛けをします。
ただ この作業にはかなりの労力が必要・・・・。

それが理由で生産する農家さんが減っているのも現実です。

美味しいバレンシアオレンジを選ぶポイント

表面の色艶
全体に色が鮮やかで、ツヤとハリがあるものがオススメです。
手に持ってみて
手に持ったときに重みのあるものを選びましょう。
果皮がフカフカになった浮き皮になった状態のものは避けた方が無難です。

保存方法

風通しがよい冷暗所で保存します。
新鮮なものなら1週間くらいは持ちますが温度が高いと味が落ちるので、
夏場はポリ袋などに入れて野菜室に入れておくとよいでしょう。

常温の場合は乾燥を防ぐため、1つずつ新聞紙で包んでおくとより長持ちします。
箱に入っている場合は、下のものは傷みやすいので、時々入れ替えたり底にあるものから食べるようにしましょう。
箱の蓋は閉めずに、開けたままにしておくのがよいでしょう。
できれば風通しをよくするために、ザルなどに盛っておくことをオススメします。

可食部100gあたりの成分

カロリー
39 kcal
脂質
0.1 g
コレステロール
0 mg
ナトリウム
1 mg
カリウム
122 mg
炭水化物
8.5 g
水溶性食物繊維
0.3 g
不溶性食物繊維
0.4 g
タンパク質
0.8 g
ビタミンC
35 mg
カルシウム
18 mg
0.2 mg
ビタミンD
0 μg
ビタミンB6
0.06 mg
ビタミンB12
0 μg
マグネシウム
9.5 mg


柑橘カレンダー

CITRUS CALENDAR
  • 温州みかん温州みかん
    紀州有田の代表銘柄「温州みかん」。
    収穫時期により酸味と甘味のバランスが変わります。
    食べごろ:10月~2月
  • ゆずゆず
    独特の華やかな香りが特徴。果汁は焼魚やポン酢に、皮は刻んで料理のアクセントに最適。
    食べごろ:11月~
    1月中旬
  • レモンレモン
    お料理やジュース、砂糖漬けしておやつにも。
    苦みが少ないのでいろんな用途で大活躍です。
    食べごろ:11月~4月下旬
  • いよかんいよかん
    濃く鮮やかなオレンジ色で香りもよくジューシー。じょうのう(果実の皮)もむきやすい。
    食べごろ:1月中旬~
    3月中旬
  • ポンカンポンカン
    何と言っても清々しい香りが魅力。
    種は多いものの爽やかな風味と甘味は抜群です。
    食べごろ:1月下旬~
    3月中旬
  • はっさくはっさく
    果汁や香りは少なめですが柑橘には珍しい独特のサクサク感とさっぱりとした酸味が魅力。
    食べごろ:1月中旬~4月下旬
  • 木なりはっさく木なりはっさく
    木に成らせたまま完熟させた貴重なハッサク。
    和歌山の温暖な気候が生んだケッサクです。
    食べごろ:2月中旬~6月中旬
  • ねーぶるねーぶる
    果実の上部中央がへそ形に盛り上がっているのが特徴。甘いうえに香り高くジューシー。
    食べごろ:2月~
    3月下旬
  • はるみはるみ
    きよみとポンカンの交配種。やわらかな皮で酸味が少なく温州みかんに似ています。
    食べごろ:2月~
    4月中旬
  • きよみきよみ
    きれいなオレンジ色で甘さとみずみずしさが人気。早生温州とトロビタオレンジの交配種。
    食べごろ:2月~4月中旬
  • あまなつあまなつ
    酸味が早くぬけるので夏みかんより甘味が強く、
    さっぱり感と甘酸っぱさが楽しめます。
    食べごろ:2月~6月下旬
  • 不知火不知火
    きよみとポンカンの交配種。糖度が高くバランスのとれた味わいが人気の高級柑橘です。
    食べごろ:2月中旬~
    5月下旬
  • 三宝柑三宝柑
    果肉はさわやかで香り高く酸味は少なめ。
    その形から「だるま柑」と呼ぶ地域もあります。
    食べごろ:3月~5月中旬
  • セミノールセミノール
    風味と香りが高いうえに甘くてジューシー。
    皮はなめらかでやわらかいのが特徴です。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • なつみなつみ
    カラマンダリンとポンカンの交配種。甘味が凝縮。みかんの様に手でむくことができます。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • カラマンダリンカラマンダリン
    栽培量が少ない柑橘。味は濃厚。皮は手で簡単に剥け、袋ごと食べることができます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • せとかせとか
    果汁たっぷりで甘みが強く、濃厚な味わい。
    皮が薄く、袋ごと食べられます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • 夏みかん夏みかん
    酸っぱい昔ながらの柑橘。夏に味わえる貴重なみかんと言われ、爽やかさが大きな魅力。
    食べごろ:5月~7月中旬
  • バレンシアバレンシア
    国産は珍しく収穫まで時間と手間のかかる柑橘。
    ジューシーで香り・甘味ともに抜群です。
    食べごろ:6月中旬~
    8月中旬
  • すだちすだち
    お鍋や焼き魚に。たまり醤油にすこし搾ってかけるとお刺身が格段に美味しくなります。
    食べごろ:8月中旬~
    10月中旬
もっと見る