みかんの種類

河内晩柑Citrus kawachiensis

河内晩柑 河内晩柑

"和製"のグレープフルーツ

『和製グレープフルーツ』ともいわれている河内晩柑は
さわやかな風味が最大の特徴。
春から夏にかけて味わえる鮮やかな黄色の柑橘です。

特徴

果重(1個の重さ)は250g~450g

ほのかな甘みとぷちぷちとした果肉の食感が楽しめる優しい風味の柑橘です。
外皮は厚いですが、女性やお年寄りでも比較的簡単に手でむくことができます。

河内晩柑の生い立ち

1905年頃に熊本県の河内町で見つかったことから『河内晩柑』と呼ばれるようになりました。
名前に"晩柑"とつくこともあり、樹上で12~15ヶ月間実らせてから収穫されるのも特徴のひとつです。

生産量がまだまだ少ない品種です。
生産量がまだまだ少ない品種です。

鮮やかな色の見た目やサイズが似ていることから『和製のグレープフルーツ』と呼ばれいてますが、
河内晩柑にはグレープフルーツのような苦味はなく、さっぱりとした上品な甘さがあります。

寒さに弱い河内晩柑

河内晩柑は冬の寒さに弱く、気温が低くなるとヘタの部分から自然に実が落ちてしまいます。
樹に成らせている期間が長いので、収穫の春まで実が落ちずに栽培できる地域が適しています。

食べごろ

4月下旬から7月が食べごろです。

河内晩柑には、バレンシアにも見られる現象ですが、気温が高くなってくると
一度黄色く色づいた柑橘が少し緑色にもどってしまう「回青現象」があります。
中身はちゃんと熟していますのでご安心を。

美味しい食べ方

生食はもちろん、マーマレードにするのも人気アレンジのひとつ。
皮が厚いのでピールの糖漬けにするのも噛み応えがあってオススメです。

美味しい河内晩柑を選ぶポイントと保存方法

表面の色艶
皮に張りがありキレイで、ツヤがあるものがおすすめです。
手に持ってみて
水分を多く含み、手に取ってみてずっしりと重みがあるものを選びます。
じょうのうはむいてから
手で外皮をむいたら中の房をばらし、
じょうのうをむいてから食べましょう。
果汁が多いので召し上がる際は 受け皿や手拭きを用意しておくことをおすすめします。
河内晩柑の保存方法
冷暗所に保存すれば日持ちしますが、剥き出しで置いておくと
水分がどんどん失われてしまいます。
乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保管することをおすすめします。

河内晩柑の剥き方

手が汚れにくい方法をご紹介

ヘタの上の部分を切り落とし、縦に切れ目を入れていきます。
6等分ぐらい入れるのがオススメ。
その後手で皮をむき房をわけてからお召し上がりください。

河内晩柑の主な栄養素とその働き

ビタミンC

ビタミンCは体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠です。
これより皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。また、病気やストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くしたりします。

嬉しい効果がいろいろ

体内の酸性物質の減少や疲労回復、浄血に有効なクエン酸が含まれています。
日々の生活ですすんで摂取したい食物繊維もたっぷり!

河内晩柑の皮に含まれる成分

柑橘類の果皮(外側の黄色い皮)の部分に含まれている"オーラプテン"と"ヘプタメトキシフラボン"という栄養分が、
他のかんきつ類に比べて河内晩柑の果皮に特異的に多く含まれていることが分かってきました。
オーラプテンはグレープフルーツの約4倍、ヘプタメトキシフラボンは温州みかんの約2.5倍の含有量があります。

ちなみに、この両栄養分には抗炎症作用が含まれており、炎症から脳を保護する効果が期待されます。

可食部100gあたりの成分

カロリー
35 kcal
脂質
0.2 g
コレステロール
0 mg
ナトリウム
1 mg
カリウム
160 mg
炭水化物
8.8 g
水溶性食物繊維
0.3 g
不溶性食物繊維
0.3 g
タンパク質
0.7 g
ビタミンC
36 mg
カルシウム
10 mg
0.1 mg
ビタミンD
0 μg
ビタミンB6
0.05 mg
ビタミンB12
0 μg
マグネシウム
10 mg


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柑橘カレンダー

CITRUS CALENDAR
  • 温州みかん温州みかん
    紀州有田の代表銘柄「温州みかん」。
    収穫時期により酸味と甘味のバランスが変わります。
    食べごろ:10月~2月
  • ゆずゆず
    独特の華やかな香りが特徴。果汁は焼魚やポン酢に、皮は刻んで料理のアクセントに最適。
    食べごろ:11月~
    1月中旬
  • レモンレモン
    お料理やジュース、砂糖漬けしておやつにも。
    苦みが少ないのでいろんな用途で大活躍です。
    食べごろ:11月~4月下旬
  • いよかんいよかん
    濃く鮮やかなオレンジ色で香りもよくジューシー。じょうのう(果実の皮)もむきやすい。
    食べごろ:1月中旬~
    3月中旬
  • ポンカンポンカン
    何と言っても清々しい香りが魅力。
    種は多いものの爽やかな風味と甘味は抜群です。
    食べごろ:1月下旬~
    3月中旬
  • はっさくはっさく
    果汁や香りは少なめですが柑橘には珍しい独特のサクサク感とさっぱりとした酸味が魅力。
    食べごろ:1月中旬~4月下旬
  • 木なりはっさく木なりはっさく
    木に成らせたまま完熟させた貴重なハッサク。
    和歌山の温暖な気候が生んだケッサクです。
    食べごろ:2月中旬~6月中旬
  • ねーぶるねーぶる
    果実の上部中央がへそ形に盛り上がっているのが特徴。甘いうえに香り高くジューシー。
    食べごろ:2月~
    3月下旬
  • はるみはるみ
    きよみとポンカンの交配種。やわらかな皮で酸味が少なく温州みかんに似ています。
    食べごろ:2月~
    4月中旬
  • きよみきよみ
    きれいなオレンジ色で甘さとみずみずしさが人気。早生温州とトロビタオレンジの交配種。
    食べごろ:2月~4月中旬
  • あまなつあまなつ
    酸味が早くぬけるので夏みかんより甘味が強く、
    さっぱり感と甘酸っぱさが楽しめます。
    食べごろ:2月~6月下旬
  • 不知火不知火
    きよみとポンカンの交配種。糖度が高くバランスのとれた味わいが人気の高級柑橘です。
    食べごろ:2月中旬~
    5月下旬
  • 三宝柑三宝柑
    果肉はさわやかで香り高く酸味は少なめ。
    その形から「だるま柑」と呼ぶ地域もあります。
    食べごろ:3月~5月中旬
  • セミノールセミノール
    風味と香りが高いうえに甘くてジューシー。
    皮はなめらかでやわらかいのが特徴です。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • なつみなつみ
    カラマンダリンとポンカンの交配種。甘味が凝縮。みかんの様に手でむくことができます。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • カラマンダリンカラマンダリン
    栽培量が少ない柑橘。味は濃厚。皮は手で簡単に剥け、袋ごと食べることができます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • せとかせとか
    果汁たっぷりで甘みが強く、濃厚な味わい。
    皮が薄く、袋ごと食べられます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • 夏みかん夏みかん
    酸っぱい昔ながらの柑橘。夏に味わえる貴重なみかんと言われ、爽やかさが大きな魅力。
    食べごろ:5月~7月中旬
  • バレンシアバレンシア
    国産は珍しく収穫まで時間と手間のかかる柑橘。
    ジューシーで香り・甘味ともに抜群です。
    食べごろ:6月中旬~
    8月中旬
  • すだちすだち
    お鍋や焼き魚に。たまり醤油にすこし搾ってかけるとお刺身が格段に美味しくなります。
    食べごろ:8月中旬~
    10月中旬
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