みかんな豆知識

夏バテと柑橘

毎日暑くてしんどいな、と感じる日々が続いていないでしょうか。
冷夏とは言われていますが、やっぱり暑いです。
その結果、いわゆる夏バテと言われるような胃腸の不振や全身の倦怠感、食欲不振を起こしている方もいらっしゃるかと思います。
「なんとなく食欲がない」「体がだるくて元気がない」「寝苦しいので、疲れがたまってしまう」等の体調の悪化を感じていないでしょうか?

伊藤農園からは夏バテに効用がある言われている柑橘についてお話をさせていただきます。

柑橘に含まれるビタミンCとクエン酸が夏バテに効果があると言われています。
ビタミンCは夏に必要なビタミンで、一般的な風邪予防として効果的と言われています。
それに加えて睡眠不足や酸化ストレスによってビタミンCは消費されやすいと言われており、汗をかいても消費されやすいと言われております。
熱帯夜でよく眠れず、疲労がたまったり、よく汗をかく季節に必要なビタミンと言われています。

またクエン酸は柑橘に含まれる酸味=すっぱさを感じる成分で、体に溜まった疲労を分解して解消される効果があると言われています。
体が疲れているときは、乳酸が溜まっている状態であることが多く、クエン酸にはこの乳酸を分解して新陳代謝を助ける働きがあるようです。
そのため、「体がだるい」と思われる症状に効果があるようです。
その他にもクエン酸には血流改善や老化予防、美肌効果や食欲増進などの効果もあると言われています。


でも実際夏の時期に柑橘なんてあるの?と思われる方もいらっしゃるかと思うのですが、
伊藤農園では毎年夏にバレンシアオレンジという高級品種で知られている柑橘を扱っております。
他のみかん等の柑橘類に比べ育成期間が長く、手間ひまをかけて作られます。
味や香りに深みがあるのが特徴です。
(年や時期によっては在庫がないことがありますこと、ご了承ください)


また酸味がある柑橘をそのまま食べ続けるのは、なかなか難しいかもしれません。
そんな時はゆず果汁やレモン果汁、すだち果汁などお料理に使って、爽やかな風味を楽しむのがお勧めです。
カレーに柑橘果汁を入れていただいたり、冷やしうどんや素麺にすだち果汁をかけたりレモンパスタにしてもさっぱりした爽やかな風味が楽しめて、夏バテの時でも食べやすいです。

これからも暑い日々が続きますが、夏バテ対策をしてこの時期を乗り切りましょう!

今回は以上になります。
ご覧いただきましてありがとうございました。