おうちで絶品!みかんジュースの作り方:基本レシピからアレンジ術まで
おうちで搾る手作りみかんジュース。
ちょっとしたひと工夫で様々な味わいのみかんジュースを楽しめます。
道具別で3つの作り方がありますので、ぜひその中からあなたのお好みのみかんジュースを探してみてください。
また、作ったみかんジュースはゼリーや特製ドリンクにもアレンジできます。そこでアレンジレシピから、
美味しさを長持ちさせる保存のコツ、なんだかもったいないと感じる搾りかすの活用術までを紹介します。
みかんの恵みを余すことなく味わい尽くしましょう。
目次
1. 手作りみかんジュースの魅力
2. 【道具別】手作りみかんジュースの基本レシピ
3. みかんジュースのアレンジレシピ
4. 手作りジュースの保存方法・保存期間
5. 搾りかすのアイデア活用術
6. 伊藤農園での柑橘の取り扱い
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1.手作りみかんジュースの魅力

手作りみかんジュースの魅力は、搾りたてならではのフレッシュな香りと、みかん本来の濃厚な味わいです。
市販のジュースにはない、添加物ゼロの安心感も嬉しいポイントのひとつ。
ミキサーでとろっとさせたり、手搾りでサラサラにしたり、
自分好みの甘さや濃さに調整できるのも手作りならではの魅力です。
2.【道具別】手作りみかんジュースの基本レシピ

手作りみかんジュースの楽しさは、使う道具によって味わいや食感がガラリと変わるところです。
ミキサーではとろっと濃厚な味わい、ジューサーはサラサラ本格的なジュースに、
手搾りでは素朴でどこか懐かしい味わいになります。
ぜひ、あなたの気分に合った最高の一杯を見つけてみてください。
ミキサーなし編
手搾りでする場合、搾り器と袋を使った2種類の方法があります。
<搾り器の方法>
みかんを横半分にカットし、搾り器に押し当てて搾ります。
搾り器からみかんの果汁があふれる前にコップに移し、必要な量ができるまで繰り返します。
<袋で作る方法>
みかんの外皮を剥いて、丈夫なポリ袋やジップロックに入れます。(みかんを半分に切っておくと作りやすくなります。)
あとは袋の上から、手で優しく揉みほぐしていくだけ。最後にザルを使って揉みほぐしたみかんをこします。
ミキサー編
みかんの外皮を剥きます。みかんをミキサーに入れ、なめらかになるまでしっかり攪拌(かくはん)します。
取り除くものが基本的にないため、みかんの栄養素を取り逃すことなく摂取できます。
なめらかさを重視する場合は、できるだけ白い筋や薄皮を取り除く方法も良いでしょう。
少し手間はかかりますが、口当たりが良く、雑味のないクリアな味わいになります。
栄養素や飲みごたえを重視する場合、大きな筋だけを取り、薄皮はそのままミキサーへ入れます。
少し苦みが出ることがありますが、手作りならではの味わいがより楽しめます。
ジューサー編
今回は、熱の発生が少なく栄養素が壊れにくいと言われている
「低速ジューサー(コールドプレスジューサー)」のレシピで紹介します。
みかんの外皮を剥き、ジューサーの投入口に入る大きさにカットします。
(種ごと入れて問題はありません。)あとはスイッチを入れ、果汁が出てくるのを待つだけです。
さらっとした本格的なジュースが簡単に出来上がりますよ!
3.みかんジュースのアレンジレシピ
手作りジュースをそのまま飲むのはもちろん最高ですが、
ほんのひと手間加えるだけでさらなる美味しさに出会えますよ。
誰でも簡単に作れる4つのアレンジレシピをご紹介します。
みかんゼリー
<材料(3~4個分)>
みかんジュース 250ml
粉ゼラチン 5g
砂糖 大さじ1~2(ジュースの甘さに応じて調整)
水(ゼラチン用) 大さじ2
<作り方>
1. 小さな器に水(大さじ2)を入れ、粉ゼラチンを振り入れてふやかす。
2. 鍋にみかんジュースと砂糖を入れて弱火にかけ、砂糖が溶けたら火を止める。
3. 火から下ろした鍋に、ふやかしたゼラチンを加えて、余熱で完全に溶かす。
4. 粗熱が取れたら、お好みのグラスやカップに注ぎ入れる。
5. 冷蔵庫で2時間以上しっかりと冷やし固めたら完成。
みかんラッシー
<材料(1人分)>
みかんジュース 100ml
プレーンヨーグルト 100g
牛乳 100ml
はちみつ 適量
<作り方>
1. プレーンヨーグルトを滑らかになるまでよく混ぜる。
2. 滑らかになったヨーグルトにはちみつを加えよく混ぜる。
3. みかんジュースと牛乳を静かに加えよく混ぜ合わせる。
ホットみかんジンジャー
<材料(1人分)>
みかんジュース 150ml
しょうが(すりおろし) 小さじ1/2程度
はちみつ 小さじ1~2
<作り方>
1. 全ての材料を鍋に入れ、弱火で温める。
2. 沸騰直前で火を止め、よく混ぜたら完成。
4.手作りジュースの保存方法・保存期間
手作りジュースは、時間が経つにつれて風味や栄養が失われてしまいます。
美味しさをできるだけ長持ちさせるために、正しい保存方法を知っておきましょう。
保存方法
手作りジュースは、冷蔵庫での保存が基本です。
より長く楽しみたい場合は、冷凍することもおすすめです。
<冷蔵保存の場合>
空気に触れさせないことが最も重要です。
酸化と乾燥を防ぐため、蓋がしっかりと閉まるガラス瓶やボトルに入れましょう。
<冷凍保存の場合>
一度に飲む分量ずつ小分けにして冷凍するのがおすすめです。
フリーザーバッグに入れ、平らな状態で冷凍庫に入れるか、製氷皿に入れて凍らせ、
凍ったらジッパー付きの保存袋に移し替えるとよいでしょう。
保存期間
<冷蔵保存の場合>
2~3日以内に飲み切りましょう。
作ったその日のうちに飲み切るのが最も美味しいですが、正しく保存すれば3日は楽しめます。
特にミキサーで作ったジュースは酸化が進みやすいため、早めに飲み切りましょう。
<冷凍保存の場合>
1ヶ月程度保存が可能です。
冷凍すれば長期保存が可能ですが、家庭の冷凍庫では徐々に風味が落ちていきます。
美味しさを損なわないためには、1ヶ月以内を目安に使い切りましょう。
解凍する際は、風味を損なわないためにも自然解凍がおすすめです。
保存期間はあくまで目安です。
飲む前には必ず色や香りを確認し、少しでも違和感があれば飲むのをやめましょう。
5.搾りかすのアイデア活用術

美味しい手作りジュースを楽しんだ後、残った「搾りかす」や「外皮」。
実はこれ、料理からお掃除まで、暮らしの様々な場面で大活躍するんです。活用アイデアをご紹介します。
料理・お菓子で使う
お菓子のパウンドケーキやマフィンの生地に、みかんの搾りかすを混ぜ込むと爽やかな香りが加わり、
しっとりとした仕上がりになると人気です。
また、カレーの隠し味として、ポテトサラダやドレッシングのアクセントなど、料理にも使えます!
お風呂で使う
手作り入浴剤として利用できます。
搾りかすや外皮をお茶パックやガーゼの袋、使い古したストッキングなどに入れます。
口をしっかり縛って湯船に浮かべれば、爽やかな香りが広がる「みかん湯」の出来上がり!
体がポカポカと温まり、一日の疲れを癒してくれます。
※肌が敏感な方は、様子を見ながらお試しください。
掃除で使う
みかんの皮に含まれるリモネンやクエン酸は、実は天然の洗浄成分。
洗剤を使いたくない場所のお掃除に役立ちます。
例えば、シンクや蛇口の水垢落としに。
搾りかすをガーゼなどで包み水に濡らし、シンクや蛇口を優しくこすってみてください。
水垢がすっきり落ちますよ。
また、ガスコンロなどキッチンの油汚れにも有効です。搾りかすで直接こするだけでOK。
皮に含まれる油分が油汚れを浮かせて落としやすくしてくれます。
最後は、濡れた布巾でしっかりと拭き取ってください。
このように、搾りかすはアイデア次第で様々に変身します。
ぜひ、みかんを余すことなくご利用ください。
6.伊藤農園での柑橘の取り扱い