みかんの種類

三宝柑Sanpoukan

三宝柑 三宝柑

殿様が愛した至極の柑橘

三宝柑は江戸時代に和歌山城にあった原木、もしくは和歌山藩士野中為之助の邸宅にあっと原木を原産とする柑橘といわれています。
その珍しさと美味しさゆえに殿様に献上され藩外への移出を禁止し、献上品として一般人は栽培できないようになったといわれています。
その香りと味わいは実に上品で、献上品とされていたのも納得の柑橘です。

特徴

果重(1個の重さ)は300g~400g

サイズは大きめでごつごつとした特徴的な見た目をしています。
柑橘は大きめですが、皮が厚く加食部分は少なめです。
皮は黄色の鮮やかな色をしています。

生産量のほとんどを和歌山県が占めています

和歌山原産や城外不出であった経緯もあり、生産量の98%以上は和歌山県で栽培されたものです。
特に湯浅町栖原地区が特産地となっており、質も最高級品となっています。

名前の由来

献上する際使われた三方という台
献上する際使われた三方という台

殿様に献上する際、三方という台に載せて献上していたことから三宝柑という名前がついたといわれています。
「サンポウ」と読んだり、「サンボウ」と読んだり地域によって読み方が異なります。

食べごろ

収穫の最盛期は2月~4月ころ。食べ頃は3月~4月頃です。

果汁量が多いが、種も多い

三宝柑は皮は柔らかくてむきやすく果肉の果汁量が多いのですが、皮が厚く種も多いです。
また、す上がりといった実の部分が米粒状になりやすいのも特徴です。

美味しい三宝柑の選び方

手にもってズッシリ感があるか
三宝柑は手にもってズッシリと重みのあるものを選びましょう。
重みのある三宝柑は中に水分がぎっしり詰まっている可能性が高いです。
表面のハリ
皮の表面にハリがあって艶のあるものが新鮮です。
鮮度が落ちると表面にハリがなくなり、柔らかくしわが増えてきます。
葉つきのものを選ぶときは
葉つきの三宝柑を選ぶ際は葉が枝にしっかりついているものを選びます。
鮮度が落ちると葉が簡単に枝からとれるようになってしまいます。
葉がしっかり枝についているものは新鮮なものを選ぶポイントです。

三宝かんの食べ方アレンジ

三宝柑のマーマレード

三宝柑の果皮は柔らかくて香りもしっかりあるので、皮も実もまるごと使用したマーマレードにするのがお勧めです。
皮はよく洗って千切りにし、身は薄皮と種を取り除いて砂糖と一緒にコトコト煮込むと美味しいマーマレードの出来上がりです。

料理の器にも

三宝柑はその艶やかな黄色と、上品なイメージから料亭などで料理の器としても利用されています。
また、上で説明しました歴史もあって春を告げる柑橘としても認知されているので季節感を演出するのにも三宝柑の皮はぴったりです。
お客様に振舞う際やちょっとした贅沢なおうち時間の演出として試してみても面白いですよ♪

三宝柑の名所栖原の旅館「栖原温泉」さんの三宝柑の器を使った茶碗蒸し
三宝柑の名所栖原の旅館「栖原温泉」さんの三宝柑の器を使った茶碗蒸し

可食部100gあたりの成分

カロリー
44 kcal
脂質
0.3 g
コレステロール
0 mg
ナトリウム
2mg
カリウム
280mg
炭水化物
10.9 g
水溶性食物繊維
0.3 g
不溶性食物繊維
0.6 g
タンパク質
0.7 g
ビタミンC
39 mg
カルシウム
23 mg
0.2 mg
ビタミンD
0 μg
ビタミンB6
0.06 mg
ビタミンB12
0 μg
マグネシウム
11 mg


柑橘カレンダー

CITRUS CALENDAR
  • 温州みかん温州みかん
    紀州有田の代表銘柄「温州みかん」。
    収穫時期により酸味と甘味のバランスが変わります。
    食べごろ:10月~2月
  • ゆずゆず
    独特の華やかな香りが特徴。果汁は焼魚やポン酢に、皮は刻んで料理のアクセントに最適。
    食べごろ:11月~
    1月中旬
  • レモンレモン
    お料理やジュース、砂糖漬けしておやつにも。
    苦みが少ないのでいろんな用途で大活躍です。
    食べごろ:11月~4月下旬
  • いよかんいよかん
    濃く鮮やかなオレンジ色で香りもよくジューシー。じょうのう(果実の皮)もむきやすい。
    食べごろ:1月中旬~
    3月中旬
  • ポンカンポンカン
    何と言っても清々しい香りが魅力。
    種は多いものの爽やかな風味と甘味は抜群です。
    食べごろ:1月下旬~
    3月中旬
  • はっさくはっさく
    果汁や香りは少なめですが柑橘には珍しい独特のサクサク感とさっぱりとした酸味が魅力。
    食べごろ:1月中旬~4月下旬
  • 木なりはっさく木なりはっさく
    木に成らせたまま完熟させた貴重なハッサク。
    和歌山の温暖な気候が生んだケッサクです。
    食べごろ:2月中旬~6月中旬
  • ねーぶるねーぶる
    果実の上部中央がへそ形に盛り上がっているのが特徴。甘いうえに香り高くジューシー。
    食べごろ:2月~
    3月下旬
  • はるみはるみ
    きよみとポンカンの交配種。やわらかな皮で酸味が少なく温州みかんに似ています。
    食べごろ:2月~
    4月中旬
  • きよみきよみ
    きれいなオレンジ色で甘さとみずみずしさが人気。早生温州とトロビタオレンジの交配種。
    食べごろ:2月~4月中旬
  • あまなつあまなつ
    酸味が早くぬけるので夏みかんより甘味が強く、
    さっぱり感と甘酸っぱさが楽しめます。
    食べごろ:2月~6月下旬
  • 不知火不知火
    きよみとポンカンの交配種。糖度が高くバランスのとれた味わいが人気の高級柑橘です。
    食べごろ:2月中旬~
    5月下旬
  • 三宝柑三宝柑
    果肉はさわやかで香り高く酸味は少なめ。
    その形から「だるま柑」と呼ぶ地域もあります。
    食べごろ:3月~5月中旬
  • セミノールセミノール
    風味と香りが高いうえに甘くてジューシー。
    皮はなめらかでやわらかいのが特徴です。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • なつみなつみ
    カラマンダリンとポンカンの交配種。甘味が凝縮。みかんの様に手でむくことができます。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • カラマンダリンカラマンダリン
    栽培量が少ない柑橘。味は濃厚。皮は手で簡単に剥け、袋ごと食べることができます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • せとかせとか
    果汁たっぷりで甘みが強く、濃厚な味わい。
    皮が薄く、袋ごと食べられます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • 夏みかん夏みかん
    酸っぱい昔ながらの柑橘。夏に味わえる貴重なみかんと言われ、爽やかさが大きな魅力。
    食べごろ:5月~7月中旬
  • バレンシアバレンシア
    国産は珍しく収穫まで時間と手間のかかる柑橘。
    ジューシーで香り・甘味ともに抜群です。
    食べごろ:6月中旬~
    8月中旬
  • すだちすだち
    お鍋や焼き魚に。たまり醤油にすこし搾ってかけるとお刺身が格段に美味しくなります。
    食べごろ:8月中旬~
    10月中旬
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