みかんの種類

日向夏Citrus tamurana

日向夏 日向夏

気温がぐっと上がる初夏にぴったりのおいしさ

他の柑橘類とは違い、白皮(アルベド)ごと食べられる品種で、
味わいはグレープフルーツより酸味が少なく、薄味でさっぱりしているのが特徴です。
白皮(アルベド)は甘みがあり、果肉と一緒に食べることで、他の柑橘にはない独特の風味が楽しめます。

特徴

果重(1個の重さ)は200~250g

日向夏は温州みかんを一回り大きくしたくらいの大きさで、200~250g程度です。
色は明るい黄色で果皮はなめらか。形はブンタンを小さくしたような感じです。

露地栽培のものには種がありますが、ハウス栽培されているものにはほとんど種が入っていないものが多く、
外皮も傷がつきにくく見た目も綺麗です。
露地物は風雨にさらされて成長するため表皮に細かい傷がつきやすいですが、それは自然の環境で育った証!
比較的、ハウス栽培の物の方が甘みが協調された品種が多く、食べやすいかもしれません。

日向夏の来歴

日向夏は江戸時代1820年頃に宮崎市の真方安太郎氏の庭で発見されたユズの突然変異種と考えられています。
発見当時は酸味が強く食べられることはありませんでしたが
その後品種改良が進み、宮崎県の特産品となり、今では各地で栽培されるようになりました。

主な生産地

主な生産地は宮崎県原で、生産量日本一を誇ります。
また、高知県では「土佐小夏」、「小夏みかん」として販売されているほかに、
愛媛県や静岡県では 「ニューサマーオレンジ」という名称でも生産出荷されています。

食べごろ

日向夏は1月頃から店頭に並びますが、多く出回るのは4月から5月頃。

日向夏は木の上で冬を越し、翌年の5月頃に収穫されます。
日向夏は、受粉を要する果実で、その受粉に畑脇には黄金柑などの他の柑橘が植えられています。
また日向夏は花が咲いてから収穫するまで1年以上かかります。

つまり収穫時期に来年収穫する実の花が咲いています。
秋頃にはこの花の実は、すでに食べられる大きさに育ちますが、まだ酸っぱくて食べられません。
冬を越え酸味が抜けて初夏に食べごろになるのです。

美味しい食べ方

日向夏はリンゴをむく要領で白皮は残し、黄色い皮だけを薄くむきます。
日向夏の甘さのポイントはフワフワの白皮にあるので、中の白皮を残して
爽やかな果実を一緒にお召し上がりになることで本来の美味しさを味わうことができます。

アルベドには栄養がたっぷり!
アルベドには栄養がたっぷり!

美味しい日向夏を選ぶポイントと保存方法

表面の色艶
皮に張りがありキレイで、カビや変色した部分が無く
明るい黄色で光沢とハリがあるものを選びます。
手に持ってみて
水分を多く含み、手に取ってみてずっしりと重みがあるものは
果汁が多く含まれているものが多いです。
日向夏の保存方法
乾燥しないようにポリなどの袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておきましょう。
保存性は良い方なので1ヶ月程は大丈夫ですが、なるべく早めにお召し上がりください。

日向夏の活用方法

サラダや料理に

白いワタも付いた状態で薄くスライスし、野菜サラダに使います。
これがあっさり美味しくて、日向夏はデザートとして食べるよりも料理として食べる方が向いているかもしれないと思うほど。
地元の方は薄くスライスしたものに、お醤油をつけてそれだけで食べるのが定番なんだとか!
是非一度試してみてくださいね。

果汁はとても爽やかな味がするので、果汁を搾ってドレッシングやソースに仕上げて使うと良いでしょう。
もちろん、そのままジュースとして飲んだり、カクテルに使っても。
シャーベットやゼリーなどのデザートにも使えます。

皮まで最大限に有効活用

皮をナイフで剥き、ワタの部分を薄くそいで厚みを揃え、沸騰した茹で茹でこぼしを何度かしてアクを抜き、
シロップで煮詰め乾燥させた物をチョコレートでコーティングします。
ほのかな苦みと爽やかな香りがチョコレートと混ざりあう上品な味の菓子が出来上がります。

また、皮ごとマーマーレードに加工するのも定番ですがおすすめです。

可食部100gあたりの成分

カロリー
33 kcal
脂質
0.1 g
コレステロール
0 mg
ナトリウム
1 mg
カリウム
180 mg
炭水化物
8.3 g
水溶性食物繊維
0.3 g
不溶性食物繊維
0.4 g
タンパク質
0.6 g
ビタミンC
21 mg
カルシウム
23 mg
0.1 mg
ビタミンD
0 μg
ビタミンB6
0.05 mg
ビタミンB12
0 μg
マグネシウム
6 mg

柑橘カレンダー

CITRUS CALENDAR
  • 温州みかん温州みかん
    紀州有田の代表銘柄「温州みかん」。
    収穫時期により酸味と甘味のバランスが変わります。
    食べごろ:10月~2月
  • ゆずゆず
    独特の華やかな香りが特徴。果汁は焼魚やポン酢に、皮は刻んで料理のアクセントに最適。
    食べごろ:11月~
    1月中旬
  • レモンレモン
    お料理やジュース、砂糖漬けしておやつにも。
    苦みが少ないのでいろんな用途で大活躍です。
    食べごろ:11月~4月下旬
  • いよかんいよかん
    濃く鮮やかなオレンジ色で香りもよくジューシー。じょうのう(果実の皮)もむきやすい。
    食べごろ:1月中旬~
    3月中旬
  • ポンカンポンカン
    何と言っても清々しい香りが魅力。
    種は多いものの爽やかな風味と甘味は抜群です。
    食べごろ:1月下旬~
    3月中旬
  • はっさくはっさく
    果汁や香りは少なめですが柑橘には珍しい独特のサクサク感とさっぱりとした酸味が魅力。
    食べごろ:1月中旬~4月下旬
  • 木なりはっさく木なりはっさく
    木に成らせたまま完熟させた貴重なハッサク。
    和歌山の温暖な気候が生んだケッサクです。
    食べごろ:2月中旬~6月中旬
  • ねーぶるねーぶる
    果実の上部中央がへそ形に盛り上がっているのが特徴。甘いうえに香り高くジューシー。
    食べごろ:2月~
    3月下旬
  • はるみはるみ
    きよみとポンカンの交配種。やわらかな皮で酸味が少なく温州みかんに似ています。
    食べごろ:2月~
    4月中旬
  • きよみきよみ
    きれいなオレンジ色で甘さとみずみずしさが人気。早生温州とトロビタオレンジの交配種。
    食べごろ:2月~4月中旬
  • あまなつあまなつ
    酸味が早くぬけるので夏みかんより甘味が強く、
    さっぱり感と甘酸っぱさが楽しめます。
    食べごろ:2月~6月下旬
  • 不知火不知火
    きよみとポンカンの交配種。糖度が高くバランスのとれた味わいが人気の高級柑橘です。
    食べごろ:2月中旬~
    5月下旬
  • 三宝柑三宝柑
    果肉はさわやかで香り高く酸味は少なめ。
    その形から「だるま柑」と呼ぶ地域もあります。
    食べごろ:3月~5月中旬
  • セミノールセミノール
    風味と香りが高いうえに甘くてジューシー。
    皮はなめらかでやわらかいのが特徴です。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • なつみなつみ
    カラマンダリンとポンカンの交配種。甘味が凝縮。みかんの様に手でむくことができます。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • カラマンダリンカラマンダリン
    栽培量が少ない柑橘。味は濃厚。皮は手で簡単に剥け、袋ごと食べることができます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • せとかせとか
    果汁たっぷりで甘みが強く、濃厚な味わい。
    皮が薄く、袋ごと食べられます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • 夏みかん夏みかん
    酸っぱい昔ながらの柑橘。夏に味わえる貴重なみかんと言われ、爽やかさが大きな魅力。
    食べごろ:5月~7月中旬
  • バレンシアバレンシア
    国産は珍しく収穫まで時間と手間のかかる柑橘。
    ジューシーで香り・甘味ともに抜群です。
    食べごろ:6月中旬~
    8月中旬
  • すだちすだち
    お鍋や焼き魚に。たまり醤油にすこし搾ってかけるとお刺身が格段に美味しくなります。
    食べごろ:8月中旬~
    10月中旬
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