みかんの種類

橙(だいだい)Citrus aurantium

橙(だいだい) 橙(だいだい)

新旧の実が「代々(だいだい)」一緒に実る!

さわやかなさっぱりとした甘さが特徴の香酸柑橘!
果汁がたっぷりで加工用や、お正月の縁起物の飾り物としてよく用いられています。
西洋圏では「ビターオレンジ」と呼ばれています。

インド、ヒマラヤが原産の香酸柑橘

10世紀から13世紀にかけて、西アジアと北東アフリカなどの中近東に伝わり
北アフリカ、イタリアを経てヨーロッパではやくから知られた柑橘の一種です。
ヨーロッパでは日本で知られている品種とは異なる"サワーオレンジ"として知られています。

橙の歴史は古い時代に中国から日本に伝来し、一般的に使われている"ダイダイ"の名称の由来は
成熟しても落果しにくく、新旧"代々"の果実が同一樹上に見ることができることから
室町時代後期になって普及したそうです。

特徴

果重(1個の重さ)は250~300g

直径は約8cm前後でゴワゴワとした皮が特徴です。

形は球形に近く、中には種がたくさん!
皮は厚くかたいので手で剥くのは難しいです。

ボールのようなまんまるシルエットがちょっぴりキュート!
ボールのようなまんまるシルエットがちょっぴりキュート!

食べごろ

橙の収穫は10月下旬ごろから始まります。

家系代々の長寿や繁栄を願う縁起物とされていることから
正月の鏡餅や飾り用に使用されており、最も需要があるのは12月。

食用で肝心なのはお味ですが、果汁が甘くなるのは1月から2月です。

橙の食べ方

果肉と果汁はほんのり甘味がありますが、酸味と苦みが強いので、
そのまま生食にするのには適していません。

橙にたっぷりと含まれた果汁を搾って、ポン酢作りやサワーにするのがおすすめ!
また、残った果皮はマーマレードや、漢方に用いられることも。

そこで、今回は橙の活用方法をご紹介します。

手作り【生搾り橙ポン酢】の作り方

お鍋にもサラダにも、様々な料理に大活躍する"ポン酢"!!
市販のものも手軽でいいですが、せっかくなら手作りしてみるのはいかがでしょう。

今回は手作り橙ポン酢の作り方をご紹介します。

準備するもの

混ぜるだけでできちゃう簡単本格レシピ!
混ぜるだけでできちゃう簡単本格レシピ!

・醤油・・・大さじ3
・お酢・・・大さじ1
・橙の搾り果汁・・・1~2個分

この3つで簡単に作ることができます。

ちなみに、使用するお酢は柔らかな口当たりの米酢がおすすめです。

それではさっそく搾っていきましょう!

半分に切った橙を、ぎゅっと手搾り!
半分に切った橙を、ぎゅっと手搾り!

手搾りの場合、搾り切れていない果肉が残るので
あとからスプーンの背などでグッと押し込むと残った果肉部分まできれいに搾ることができます。

種が落ちるので、濾し器などで受けておくとさらに◎

搾り器を使ってもOK
搾り器を使ってもOK

少し力がいりますが搾り器だと、ほとんど果肉が残らずしっかり搾れます。
よく搾ると渋めになりますのでお好みで調節してくださいね。

ただ、種や果肉が入るので最後に濾し器で濾した方がいいでしょう。

完成!
完成!

搾った果汁と調味料を混ぜて、完成!

お好みで、鰹節や昆布だしをプラスしてお好みの味に調節するのも◎
さらに冷蔵庫で寝かすと日ごとに角がとれて、まろやかな風味になっていきます。

いつものポン酢じゃ物足りなくなってしまった方は、
ローリエを1~2枚一緒に浸してみてください。
それだけで、ちょっぴり洋風なポン酢に大変身しますよ。

ここでワンポイントアドバイス!!

果実を水できれいに洗ったあとに、果実の真ん中の皮を包丁で剥いてから搾ります。
こうすることで、皮の苦みが入らなくなりまろやかな風味に!

搾る前のちょっとひと手間で仕上がりに差が出ます。
搾る前のちょっとひと手間で仕上がりに差が出ます。

本格!生搾りチューハイにも

squeeze!!
squeeze!!

焼酎をお好みの量の炭酸水で割って、半分に切った橙を手搾り!!
濁りが出るぐらい、たっぷりと果汁を搾るのがオススメ。

缶酎ハイなどでは味わえない、柑橘本来のうまみが味わえる本格的な一品です。

搾った果汁を炭酸水で割って、かんたん"橙ソーダ"にするのもGOOD。
ほんのりとした果汁の甘味と酸味が味わえて、すっきりヘルシーな手作りドリンクにぴったりです。

美味しい橙を選ぶポイントと保存方法

表面の色艶
皮全体が濃い緑色で、ツヤとハリがあるものを選びましょう。
ヘタの色が黒っぽくなっているものは鮮度が落ちていることが考えられます。

手で持った際に重みを感じるものがおすすめです。
橙の保存方法
橙は冬に出回るので、暖房のきいていない冷暗所で保存してください。
皮が厚く酸味があるので、1週間から10日程日持ちします。

しかし、柑橘も呼吸をしているので長期放置は要注意!!
時間が立つと水分が徐々に抜けてしまうので、新鮮なうちにお召し上がりくださいね。

橙の主な栄養素とその働き

ビタミンCやビタミンEが多く含まれています。

果実の皮を乾燥させて、去痰薬・健胃薬として用いられたり、香りづけとして漢方薬に使用されています。
未熟果実の果皮を乾燥させたものは芳香性苦味健胃、排膿、去痰、緩下薬として用いられており
加工する果実の時期によって期待される効果効能がことなります。

また、精油を採取しアロマテラピーなどで使用されるエッセンシャルオイルや、
香水や化粧品などにも用いられています。

可食部100gあたりの成分

カロリー
24 kcal
脂質
0.2 g
コレステロール
0 mg
ナトリウム
1 mg
カリウム
190 mg
炭水化物
8 g
タンパク質
0.3 g
ビタミンC
35 mg
カルシウム
10 mg
0.1 mg
ビタミンB6
0.02 mg
マグネシウム
10 mg

柑橘カレンダー

CITRUS CALENDAR
  • 温州みかん温州みかん
    紀州有田の代表銘柄「温州みかん」。
    収穫時期により酸味と甘味のバランスが変わります。
    食べごろ:10月~2月
  • ゆずゆず
    独特の華やかな香りが特徴。果汁は焼魚やポン酢に、皮は刻んで料理のアクセントに最適。
    食べごろ:11月~
    1月中旬
  • レモンレモン
    お料理やジュース、砂糖漬けしておやつにも。
    苦みが少ないのでいろんな用途で大活躍です。
    食べごろ:11月~4月下旬
  • いよかんいよかん
    濃く鮮やかなオレンジ色で香りもよくジューシー。じょうのう(果実の皮)もむきやすい。
    食べごろ:1月中旬~
    3月中旬
  • ポンカンポンカン
    何と言っても清々しい香りが魅力。
    種は多いものの爽やかな風味と甘味は抜群です。
    食べごろ:1月下旬~
    3月中旬
  • はっさくはっさく
    果汁や香りは少なめですが柑橘には珍しい独特のサクサク感とさっぱりとした酸味が魅力。
    食べごろ:1月中旬~4月下旬
  • 木なりはっさく木なりはっさく
    木に成らせたまま完熟させた貴重なハッサク。
    和歌山の温暖な気候が生んだケッサクです。
    食べごろ:2月中旬~6月中旬
  • ねーぶるねーぶる
    果実の上部中央がへそ形に盛り上がっているのが特徴。甘いうえに香り高くジューシー。
    食べごろ:2月~
    3月下旬
  • はるみはるみ
    きよみとポンカンの交配種。やわらかな皮で酸味が少なく温州みかんに似ています。
    食べごろ:2月~
    4月中旬
  • きよみきよみ
    きれいなオレンジ色で甘さとみずみずしさが人気。早生温州とトロビタオレンジの交配種。
    食べごろ:2月~4月中旬
  • あまなつあまなつ
    酸味が早くぬけるので夏みかんより甘味が強く、
    さっぱり感と甘酸っぱさが楽しめます。
    食べごろ:2月~6月下旬
  • 不知火不知火
    きよみとポンカンの交配種。糖度が高くバランスのとれた味わいが人気の高級柑橘です。
    食べごろ:2月中旬~
    5月下旬
  • 三宝柑三宝柑
    果肉はさわやかで香り高く酸味は少なめ。
    その形から「だるま柑」と呼ぶ地域もあります。
    食べごろ:3月~5月中旬
  • セミノールセミノール
    風味と香りが高いうえに甘くてジューシー。
    皮はなめらかでやわらかいのが特徴です。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • なつみなつみ
    カラマンダリンとポンカンの交配種。甘味が凝縮。みかんの様に手でむくことができます。
    食べごろ:4月~
    5月中旬
  • カラマンダリンカラマンダリン
    栽培量が少ない柑橘。味は濃厚。皮は手で簡単に剥け、袋ごと食べることができます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • せとかせとか
    果汁たっぷりで甘みが強く、濃厚な味わい。
    皮が薄く、袋ごと食べられます。
    食べごろ:4月下旬

    5月下旬
  • 夏みかん夏みかん
    酸っぱい昔ながらの柑橘。夏に味わえる貴重なみかんと言われ、爽やかさが大きな魅力。
    食べごろ:5月~7月中旬
  • バレンシアバレンシア
    国産は珍しく収穫まで時間と手間のかかる柑橘。
    ジューシーで香り・甘味ともに抜群です。
    食べごろ:6月中旬~
    8月中旬
  • すだちすだち
    お鍋や焼き魚に。たまり醤油にすこし搾ってかけるとお刺身が格段に美味しくなります。
    食べごろ:8月中旬~
    10月中旬
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