唐揚げやサラダ、レモンサワー、お菓子作りなど、毎日の食卓でよく使われるレモン。
料理に添えるとき「とりあえず切って絞っている」という方も多いのではないでしょうか?
実はレモンは、切り方や絞り方を少し変えるだけで、果汁の量が増えたり、香りがぐっと引き立ったり、
料理の見栄えがアップしたりと、おいしさや使いやすさに大きな違いが出てくるんです。
また、用途に合わせた正しい使い方を知っておくと、
揚げ物にも・ドリンクにも・スイーツにも、もっと上手にレモンを活かせるようになりますよ。
この記事では、レモンの基本の絞り方と切り方から、
料理別のおすすめの使い方、カットしたあとの保存方法まで、まとめてご紹介します。
目次
1.レモンの絞り方の種類
皮を下にして絞る方法
くし形切りにしたレモンを絞るときは、皮を下にして絞るのがおすすめです。
つい果肉を下に向けて絞ってしまいがちですが、
じつはレモンの爽やかな風味を逃してしまっています。
レモンの香り成分「リモネン」は、果肉よりも皮の部分に多く含まれています。
皮を下に向けて絞ることで、果汁が皮を伝いながら落ちるため、
香り成分も一緒に料理に広がり、より豊かな風味を楽しめるんです。
また、果汁が飛び散りにくくなるというメリットもあります。
唐揚げや焼き魚など、レモンの香りを引き立てたい料理に特におすすめの絞り方です。
<絞り方の手順>
1. くし形切りにしたレモンの皮のほうを下(料理側)に向ける。
2. 空いている手で、果汁が飛び散らないよう軽く覆う。
3. 片手で静かに握るようにして果汁を絞る。
フォークや箸を使って絞る方法
半分に切ったレモンにフォークや箸を刺し、くるりと回しながら絞る方法があります。
手だけで絞るよりもしっかり果汁が出るため、
レモンサワーやドレッシングなど、まとまった量の果汁が必要なときに便利です。
輪切りにしたレモンの場合は、料理の上にレモンを置き、
箸やフォークで押さえて風味が軽くつくように絞る方法もあります。
<絞り方の手順>
1. レモンを横半分に切る。
2. フォークまたは箸を果肉の中心に刺す。
3. くるくると回すようにしながら果汁を絞る。
電子レンジで加熱してから絞る方法
お菓子作りや漬け込み料理など、
たっぷりの果汁がまとめて必要なときに役立つのが電子レンジで加熱して絞る方法です。
加熱によってレモン内部の温度が上がり、
細胞壁が壊れるため、加熱しない場合と比べて多くの果汁が取れます。
少ない力でしっかり絞れるので、手が疲れにくいのもうれしいポイントです。
<絞り方の手順>
1. 丸ごとレモンを耐熱皿にのせる。
2. 500Wの電子レンジで約30秒加熱する。
3. 取り出してから半分に切り、絞り器や手で絞る。
2.レモンの切り方の種類
くし形切り
よく使われるスタンダードな切り方が「くし形切り」です。
唐揚げや焼き物、グリル料理に添えるのにぴったりです。
<切り方>
1. レモンを横に倒し、両端を薄く切り落とす。
2. 縦半分に切る。
3. 切り口を下にして、4〜6等分になるよう縦または横に切る。
Xカット
レモンを横にし、X字に包丁を入れて4等分にする切り方が「Xカット」です。
薄皮に対して斜めに切り込みが入るため、くし形切りよりも果汁が絞りやすいのが特徴です。
見た目もおしゃれなため、ホームパーティーやおもてなしにもぴったりです。
<切り方>
1. レモンを横に置く。
2. 上からX字に包丁を入れ、4等分にカットする。
輪切り
レモンを横向きにして端から3〜5mm幅でスライスする切り方が「輪切り」です。
断面が美しく、ドリンクのトッピングやサラダの飾り、
マリネ、ドライレモンなどに使われます。
輪切りのレモンを料理に添える場合は、直接手で強く絞らず、
箸やフォークで軽く押さえて果汁と香りを移すのがマナーとされています。
ほんの少しだけ風味を加えたいときにぴったりの使い方です。
<切り方>
1. 端から3〜5mm幅に均一にスライスする。
2. 種が気になる場合は爪楊枝などで取り除く。
飾り切り
レモンをそのまま添えるのではなく、
ひと手間加えて見た目を華やかに見せるための切り方が「飾り切り」です。
オードブルやお弁当、揚げ物の付け合わせなど、盛り付け時に活躍します。
レモンの飾り切りは短時間で簡単にできるので初心者でも挑戦しやすいですよ♪
今回は、代表的な「ちょうちょ切り」と「2重ちょうちょ切り」の2種類を紹介します。
<ちょうちょ切り>
1. レモンを2〜3mmの薄さに輪切りにする。
2. 断面の中央から皮に向かって半分まで切り込みを入れる。
3. その切れ目を左右に開いて置く。
<2重ちょうちょ切り>
1. レモンの断面の端から1mm程度のところに、半分の深さまで切り込みを入れる。
2. 続けて切り込みの横から薄切りにする。
3. 切り込みを入れていない側の中央から皮に向かって切れ目を入れる。
4. 切れ目を左右に開いて置く。
より手の込んだ見た目にしたいときは、2重ちょうちょ切りがおすすめです。
3.用途別|料理に合う切り方・絞り方
レモンはどんな料理に合わせるかによって、最適な切り方・絞り方が異なります。
ここでは5つの用途別におすすめをご紹介します。
揚げ物
揚げ物にレモンを添えるときは、くし形切りまたはXカットがおすすめです。
たっぷりの果汁をかけることで、油っぽさがさっぱりし、食欲がさらに増します。
絞り方は皮を下にして絞るのがベスト。
レモンの香り成分が果汁とともに広がり、揚げ物の風味がぐっと引き立ちます。
おすすめの切り方:くし形切り・Xカット
おすすめの絞り方:皮を下にして絞る
ドリンク
レモンサワーやレモネード、紅茶などのドリンクに使う場合は、
用途によって切り方を使い分けましょう。
グラスに添えるだけならば輪切りや飾り切りが見栄えよく仕上がります。
果汁をしっかり絞り込みたいときはくし形切りやXカットにして、
フォークや箸を使って絞るとたっぷり果汁が取れます。
大量に果汁が必要な場合は、電子レンジで加熱してから絞る方法も便利です。
おすすめの切り方:輪切り・飾り切り(添える場合)/くし形切り・Xカット(果汁を使う場合)
おすすめの絞り方:フォーク・箸を使って絞る/レンジ加熱後に絞る
サラダ
サラダのドレッシングやマリネ液にレモン果汁を使うときは、
まとまった量が必要なことが多いので、
電子レンジで加熱してから絞る方法がおすすめです。
効率よくしっかり果汁が取れます。
飾りとして薄く切ったレモンをサラダにのせると、見た目も爽やかに仕上がります。
その場合は輪切りが映えます。
おすすめの切り方:輪切り(飾り用)
おすすめの絞り方:レンジ加熱後に絞る(果汁をまとめて使う場合)
焼き魚
焼き魚や蒸し魚にレモンを添えるときは、くし形切りかXカットが定番です。
魚の脂っぽさを和らげ、レモンの香りが生臭さを抑えてくれます。
絞り方は皮を下にして絞るのがおすすめ。
果汁だけでなくレモンの皮に含まれる香り成分も一緒に広がり、上品な風味になります。
おすすめの切り方:くし形切り/Xカット
おすすめの絞り方:皮を下にして絞る
お菓子
果汁を使うお菓子では、電子レンジで加熱してからしっかり絞るのが効率的です。
おすすめの切り方:半分にカットして絞り器またはフォークで絞る
おすすめの絞り方:レンジ加熱後に絞る(大量に果汁が必要な場合)
4.カットしたレモンの保存方法と保存期間
カットしたレモンは、
そのままにしておくと切り口から乾燥が進み、風味が落ちてしまいます。
使いかけのレモンは正しく保存して、おいしさをキープしましょう。
冷蔵保存(2〜3日以内に使う場合)
空気に触れないように切り口にぴったりラップして、
保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
カットしたレモンは乾燥しやすいため、2〜3日を目安に使い切るのがおすすめです。
冷凍保存(長期間保存したい場合)
使いやすいサイズに切ってから、
重ならないように金属製のバットに並べ、上からラップをして冷凍します。
凍ったら乾燥やにおい移りを防ぐためにも、
フリーザーバッグに移し替えて保管しましょう。
冷凍によって細胞が壊れるため、解凍後は生のときよりも果汁が絞りやすくなります。
凍ったままドリンクに入れたり、皮ごとすりおろしたりと使い勝手もよいですよ。
冷凍すると酸味や苦みは少し和らぎますが、香りは冷凍しても比較的よくキープされます。
カットしたレモンは冷蔵では日持ちしにくいため、
たくさんあって困ってる場合や、すぐに使わない分は冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍保存の場合は、約1か月保存が可能です。
5.伊藤農園での柑橘の取り扱い
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