みかんな豆知識

傷んだみかんの見分け方・対処方法

みかんの果実はリンゴやブドウと比べて厚い果皮で守られているため、
少しくらい傷や汚れが付いていても問題なく食べることができます。
みかんに明確な消費期限はありませんが、もちろん時間が経てば腐り、
食べられなくなってしまいます。
そのため、みかんが腐って食べれなくなったみかんと
食べらるみかんの見分ける方法や痛んだみかんを見つけた場合の対処方法をご紹介します。

みかんの見た目

新鮮なみかんは、表面がツヤツヤしていますが、
古いみかんは艶がなくなり薄く透明になってきます。

みかんの9割は水分でできており、時間が経てば表面から
どんどん水分が蒸発して萎びてしまいます。
ただし、新鮮なみかんと比べるとおいしそうには見えませんが、
腐っていない限り『食べられるみかん』です。

水分が減ったことで味も同時に変化していることが少なくありません。
甘さが凝縮されて美味しくなる場合もありますが、食感が悪くなることもあるため、
みかんの果皮が萎びてきたと思ったら絞ってジュースにするのもおすすめです。

表面をちょっと強めに押してみて、感触が柔らかすぎたりしたときは、
食べるのを控えた方がいいかも知れません。



※上の画像は、みかんの傷のイメージです。
※上の画像は、みかんの傷のイメージです。

また、表面に傷があると、そこからカビが発生し痛むことが
多いため表面の傷にも注意しましょう。
ただし、栽培中、枝にぶつかって傷がついたり、
虫がついたりすることは少なくありません。
こうした傷は治癒しますがカサブタ状の跡が収穫期まで残ってしまいます。
これはあくまで果皮の外観が悪くなっているだけであり、
中の果肉は問題なく食べることができます。

もし傷があったとしても周辺が傷んでいなければ、大丈夫です。
さらにみかんには、主に青カビが発生します。
そこから白、緑、灰色のカビが増殖していくそうです。
皮が変色していたり、白や緑色のカビが生えている場合は
内部の果肉までカビが侵食している可能性大です。
カビの生えたみかんは、『食べれないみかん』です。
見つけたらすぐに捨てましょう。

食べる前には、みかんの表面にまず注意してみてください。

みかんの匂い

みかんが腐った状態になると異臭がします。
特有のツンとする匂いが出ています。
普段のみかんとは違う匂いがしたら
表面の感触などを注意して確認しましょう。

見た目では、分からなくても味がおかしい場合もあります。
そんな時は、食べるのをすぐにやめ適切に処分しましょう。

腐ったみかんを見つけた時の対処方法

みかんは水分量が多く、外皮も手で簡単に剥けるほど柔らかいため
腐りやすい果物と言えます。

みかんは、腐り始めるとエチレンガスと言われる果物の熟成を促す
ガスが発生します。
もし、同じ箱の中で腐敗したものが混ざっていると
箱の中の他のものに影響を及ぼし、
他のものまで早く腐らせてしまう可能性があります。

箱の中に腐ってるみかんを見つけたら、
すぐに取り出し捨てて、箱の中の他のみかんに腐りが移らないようにしましょう。
もし、カビが生えたみかんであれば周囲のみかんは、表面をタオルで拭き取って
カビが拭き取れるようであれば、大丈夫です。
ただし、すでにカビに感染している可能性があるので
カビが広がる前に早めに食べてしまうことをオススメします。
カビが根付いてるようであれば処分しましょう。

腐りを早く見極め、箱の中の他のものに移さないことが
みかんを長持ちさせる秘訣です。

また、よりみかんを長持ちさせるそんな方法を知りたい方は下記リンクよりご覧いただけます。

伊藤農園での取り扱い

伊藤農園のみかんは、
体に悪いものを使わないというこだわりを持ってお届けしております。
そのため、ノーワークス・ノーブラッシング・防腐剤不使用となっており
傷みや腐りが市販の商品より早い場合があります。
そのため、腐りや痛みを早く見分けて
なるべくみかんを腐らせず最後までお楽しみください♪