みかんな豆知識

みかんの神様

『トイレには~それは~それは~綺麗な~女神さまがいるんやで~』
という歌詞の植村花菜さんの『トイレの神様』の歌をご存じでしょうか?
トイレには美人な女神様がいるからいつも綺麗にすることで、身も心も綺麗な人になれるという祖母からの教えを歌った曲で、植村花菜さん自身の経験から作曲されたものです。

2010年の歌ですが、たまに頭によぎるときがあります笑。

流行りましたね、この曲!
流行りましたね、この曲!

トイレの神様以外にも、日本には八百万の神々という言葉があり、数えきれない神様がいると言われています。

実際にトイレには、子宝や安産の神様として『水波能売神』(みずはのめのかみ)。
炎で不浄を浄化するの火の神様『烏枢沙摩明王』(うすさまみょうおう)。
などトイレには神様が宿っているといわれているようです。


そしてなんと『みかんの神様』もいます!!!

伊藤農園のある有田市から少し北にある海南市にある『橘本神社』。

参照元:https://www.wakayama-kanko.or.jp/marutabi/kikinotabi/map/n-kitumoto.html
参照元:https://www.wakayama-kanko.or.jp/marutabi/kikinotabi/map/n-kitumoto.html

ここには『柑橘』と『お菓子』の神様として『田道間守』(たぢまもり)さまが奉伺されています。

田道間守は垂仁天皇からの命により不老不死の食べ物を求め、
常世国(中国南部~インド)に渡航し苦節苦難の末、橘の苗を持ち帰りました。
(橘はみかんの元となった品種です)


しかし帰国したときには垂仁天皇は亡くなっていた。
その悲しみから田道間守は自らその命を断ったといいます。

田道間守の持ち帰った橘の苗は、半数が垂仁天皇の御陵(お墓)に、
半数は橘本神社近くの『六本樹の丘』に植えられました。

この橘が人の手で改良されたものが、皆さんが普段食べている『みかん』になります。


田道間守の人並外れた苦労と、その後の先人達の品種改良よって今の有田みかんが作りあげられています。
みかんの聖地と言われる有田ですが(笑)みかん産業的な意味だけでなく、
歴史的にも聖地といえる場所だったといことです!!

『みかん』と『お菓子』といえば伊藤農園!

伊藤農園ではみかん畑の管理からジュース販売まで6次産業を行っています。

ジュースを使用したジュレや、暑い夏に美味しいソルベやサイダー。
またみかんを搾ったあとの皮も利用出来るよう粉末にしたり、マーマレードにしたり、
みかん一粒一粒を大切に使っています。

柑橘専門農園だから、豊富な品揃え!
柑橘専門農園だから、豊富な品揃え!

これからもその精神は変わらず伊藤農園はあり続けたいと田道間守に負けぬよう日々精進していきます!!!